【1-7】歌詞としての言葉
音楽の授業では、歌詞が聞き取れるようにハッキリと発音することを指導される。
しかし、いろんなジャンルの音楽では歌詞が聞き取れないようにわざと崩すこともある。
日本語だけどサザンオールスターズの桑田佳祐のように英語のように発音するのが良しとする音楽もある。(どうやら決まった法則性があるらしい)
椎名林檎のように英語詞で歌っているけど歌詞カードには日本語の単語を並べていることもある。(輪廻ハイライト、個人的にJAZZYな雰囲気でとても好きです。)
B-DASHのようにひらがなで歌詞を並べている歌詞ではハッキリと発声することよりもノリが重視される音楽もある。
結局、音楽を伝えるために、キチッとした言葉の発声は絶対条件ではないが、ハッキリしたり、曖昧にしたりと自分のイメージ通りに発音できるようにトレーニングしておくことは、ボーカリストとしての幅を広げることになるので、メンタルのリラックスとともに、
顎、舌、唇を柔らかくしておくことが大切だ。