【1-1】『歌う』メカニズム
歌い手は自分の体が楽器。
喉の声帯が震えて体の中で共鳴して響いて鳴る。
声帯の構造や仕組みを理解してなくても無意識に歌える。
だからこそ、無意識の部分に振り回されて喉を痛めたり、メンタルに影響されて声が出なくなる。
歌いたいと思った時
脳から電気信号で瞬間的に送られるメッセージを体が瞬間的に処理して動いている。
①歌いたいと思う(無意識に体全部の管理)
②息を吸う(ブレス、リズム)
③声帯が閉じ振動する(音の高さ)
④声帯の響きが、鼻の中、口の中で共鳴して増幅する(音の大きさ)
⑤舌、唇、歯で言葉がつく(歌詞)
全ての工程が1つでもかけたら歌えない。